私にとって「働く」とは。
こんにちは。おはようございます。はじめまして。
ちよりです。
雨ばかりでつまらないので、本屋さんに行ってきました。
お目当ては漫画を買うためです。(笑)
ちなみに『SPY×FAMILY』という作品です。
シリアスとコメディのバランスが絶妙で面白いし、何よりアーニャちゃんが可愛い……。
Amazonで探したらデジタル版しかなかった……。
まとめ買いなら新品であるようです。(いらん説明)
そんな目的で近くの書店まで行ったのですが、他に面白いのないかなーと探して回ったところ、とても興味を惹かれる本がありました。
『なぜ僕らは働くのか』という、池上彰さんが監修された自己啓発本のようなものです。
その昔に似たような自己啓発本(確か生きる意味について説いてあった気がする)を祖母から「読んでみなさい」と言われ、読んだことがありました。気は進みませんでしたが。
”読まされた”経験はあっても、自ら進んで”読んでみよう”という気持ちになったのがこの時が初めてだったので、表紙のデザインもわりと気に入ったこともあり衝動買い。
いざ手に取ってみると、これが結構分厚くて、思わず「資料集か?」と思ったほど。
結構分厚い……。読むの時間かかりそう……。
と思いながらページをめくってみたら、文字ばかりというより漫画やイラスト形式で書かれていてとても読みやすかったです。
そりゃあ対象年齢が小中学生向けだからなあ……。
まあでも、これから社会に出ていく私にとっては「働く意味」について知りたかったですし、「『働く』って何?」みたいな、漠然としたテーマだったので読んでよかったです。
むしろこれから社会に出ていく私にとって一番読むべき本だったなと感じました。
同じ本を何度も読むような方なら分かると思いますが、本って読んだその時で感じ方が違うんですよね。
この本もそういう本だなって思いました。就職してから読むとまた違った印象を受けるんだろうな。
ボリュームとしては普段から読書される方とか、活字が苦手ではない限り、あっという間に一日で一冊読み終えられるくらいの内容ですね。(ただし暇人に限る)
今回はこの本を読んで私が感じたことや思ったことを過去の経験を踏まえながら書いていきたいと思います。
長くなると思うので、2回に分けるかも。
まずテーマとして
①小・中・高校時代を振り返って思うこと
②「やりたいこと」を見つけられるのは幸せなこと
の二つについて話していきたいと思います。
①小・中・高校時代を振り返って思うこと
この話、思い返すといい思い出が無くて、人と語り合うときも困るんですよね(笑)
何せ小学校の思い出なんて本当にぼんやりとしか覚えてないし(笑)
強いて言うなら、中学校までは本当に自己主張のない子でした。
むしろ自己主張しないことで「いい子」でいようと思っていたんですね。
だから、今こうしてブログをやってるなんて信じられない面があります。
なぜ突然学生時代のことを振り返ったのか。
それは、この本を読んでいくうちに思うところがあったからです。
みなさんも感じたことがあると思います。
”真面目に与えられたことだけをこなしていくことのつまらなさ”。
それが当時私にとって普通の感覚でした。
さらに、真面目に課題をこなすと先生や親から褒められる。
だから嬉しくなって、「この人たちを喜ばせるためにもっとがんばろう。このまま真面目でいたほうが楽だな」と思うようになるというわけです。
一ミリも自分のことを考えてないな。(笑)
当時、中学生までの私の人生プラン(仮)は
”ひたすらに勉強して、「良い」高校行って「良い」大学に行く。そして大企業に就職して安定した生活を送りたい。結果的に親にも安心してもらいたい”
みたいな、どこにでもいる、夢も何もない普通の人間が想像する理想の人生でした。
大学生となって社会を目の当たりにした今はそんな人生ないってわかってますが。
だから当然、「大人」が喜ぶことしかしてきませんでした。
正直人間関係とかどうでもよかった。勉強さえしてればよかったから。
この時点でそうとうヤバイ思考してますね……。
なので高校に入ってから人間関係の構築が上手くいかずに、すごい悩みました(;'∀')
ちなみにここで言う「良い」というのは「国公立」のことです。
「中学受験」という言葉も、中高一貫の高校に入学したので高校で知ったくらいです。
……本題に戻します。(笑)
で、(自分では全く自覚がなかったけど)頭でっかちな人生を中学まで送ってきた私ですが、高校に入学してから違和感を覚え始めます。
私が入学したのはよくある「自称進学校」(笑)
その中でも特に進学に特化したコースに入学し、大学受験を目指していました。
でもが、私が入ったクラスがこれがまた……先生方から”問題児クラス”と言われてしまうようなヤンチャだったんですよ。
さらに二年生から文理に分かれるんですが、私が入った文系のクラス(1クラス)がその”ヤンチャ”生徒の寄せ集めみたいなクラスになってしまって(笑)
3年間、ヤンチャに囲まれて生活してて苦しかったですね。
やらなければいけないことまではやるが、分からないから勉強にはあまり手を付けない。やっても分からないから投げ出している。当然テストの成績もよくないし、定期的に行われる学外テストの成績もよくない。
結果的に、成績で生徒をほとんど判断する”学校”という場所では、普段の素行も相まって、私たちのクラスは教師たちから”劣等生”のレッテルを貼られていたなと感じていました。
(厳しすぎる)校則は破るわ、ヤンチャだわで、あまり学校の先生の評価は良くなかったけど、でもすごく楽しそうだし。正直いいいなぁって羨ましくて、でも程よいヤンチャになれなくて苦しかった。
そんな風に思い始めるほど、「優等生」や「いい子」でいるのに疲れてたのかも。
ここで気づいたんですよ、いい子がどれだけつまらなくてしんどいのか。
朝早くから学校行って勉強して、寄り道せずにまっすぐ家に帰って勉強する私から見れば、ヤンチャしてる子はみんな青春を謳歌してるように見えました。
(自称進学校なので毎日朝課外があったのはここだけの秘密にしておきます)
私の今までの人生つまらなかったなあ。もっと青春を謳歌してみたかったなあ。
20年ちょっとしか生きてないですが、振り返ってみると後悔しかないですね。
今まで遊んでこなかったのに、就職したらもっと遊べなくなる。
もっと遊んでおけばよかったかも、なんて今更なんですが(笑)
キリが良いので一回ここで切ります。(笑)
最後に↓
貼るもの全部デジタル版なんですが、やっぱり今どきデジタルなんですよね……。
表紙の質感とか、重みとか感じるのが好きなので、未だに書店で購入する20代です。